PHP 8.4.0 RC4 available for testing

assert_options

(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

assert_options様々な assert フラグを設定/取得する

警告

この関数は PHP 8.3.0 で 非推奨になります。この関数に頼らないことを強く推奨します。

説明

assert_options(int $option, mixed $value = ?): mixed

種々の assert() 制御オプションを設定したり、 単に現在の設定を調べたりします。

注意: assert_options() を使うことはお勧めできません。 php.ini のディレクティブ zend.assertionsassert.exceptionini_set()ini_get() で取得したり設定したりする方が望ましいです。

パラメータ

option

assert オプション
オプション INI 設定 デフォルト値 説明
ASSERT_ACTIVE assert.active 1 assert() による評価を有効にする
ASSERT_EXCEPTION assert.exception 1 assertion に失敗するたびに AssertionErrorをスローする
ASSERT_WARNING assert.warning 1 assertion に失敗するたびに PHP の警告を発生させる
ASSERT_BAIL assert.bail 0 assersion に失敗した場合に実行を終了する
ASSERT_QUIET_EVAL assert.quiet_eval 0 assersion 式については error_reporting を無効にする。 PHP 8.0.0 以降では削除されています。
ASSERT_CALLBACK assert.callback (null) assertion に失敗した場合にコールされるコールバック

value

オプションに指定する新しい値。

ASSERT_CALLBACK 定数または assert.callback に設定するコールバック関数は、次のようなシグネチャを持つべきです:

assert_callback(
    string $file,
    int $line,
    ?string $assertion,
    string $description = ?
): void
file
assert() 関数がコールされたファイル名
line
assert() 関数がコールされた行番号
assertion
PHP 8.0.0 より前のバージョンでは、 この値は assert() に渡された assertion でした。 但し、これは assertion が文字列として渡された場合に限られていました。 (assertion が 論理型の条件だった場合は、このパラメータは空文字列でした)。 PHP 8.0.0 以降では、このパラメータは常に null になります。
description
assert() 関数に渡された説明

value に空文字列を渡すと、assertコールバックはリセットされます。

戻り値

そのオプションの元の値を返します。

エラー / 例外

option が無効なオプションの場合、 ValueError がスローされます。

変更履歴

バージョン 説明
8.3.0 assert_option() は、推奨されなくなりました。
8.0.0 option が無効なオプションの場合、 ValueError がスローされるようになりました。 これより前のバージョンでは、false を返していました。

例1 assert_options() の例

<?php
// これは、assert に失敗した際の
// 処理を行う関数です
function assert_failure($file, $line, $assertion, $message)
{
echo
"The assertion $assertion in $file on line $line has failed: $message";
}

// これがテスト関数です
function test_assert($parameter)
{
assert(is_bool($parameter));
}

// assert オプションを設定します
assert_options(ASSERT_ACTIVE, true);
assert_options(ASSERT_BAIL, true);
assert_options(ASSERT_WARNING, false);
assert_options(ASSERT_CALLBACK, 'assert_failure');

// 失敗する assert です
test_assert(1);

// ASSERT_BAIL が true なので
// 決してここには到達しません
echo 'Never reached';
?>

参考

  • assert() - アサーションの値を調べる

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User Contributed Notes 1 note

up
1
Fr�d�ric Bouchery
21 years ago
Here is an exemple how to use the assertion callback function :

<?php
assert_options
( ASSERT_CALLBACK, 'assert_callback');

function
assert_callback( $script, $line, $message ) {
echo
'You have a design error in your script <b>', $script,'</b> : line <b>', $line,'</b> :<br />';
echo
'<b>', ereg_replace( '^.*//\*', '', $message ), '</b><br /><br />';
echo
'Open the source file and check it, because it\'s not a normal behaviour !';
exit;
}

$x = 3;
assert('is_integer( $x ) && ($x >= 0) && ($x <= 10); //* $x must be an integer value from 0 to 10' );
echo
"0 <= $x <= 10";
?>

assertion is usefull for "design by contract" methodology ...
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