(PHP 4 >= 4.3.2, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
streamWrapper::stream_open — ファイルあるいは URL をオープンする
$path
,$mode
,$options
,&$opened_path
このメソッドは、ラッパーが初期化された (たとえば fopen() や file_get_contents()) 直後にコールされます。
path
元の関数に渡す URL を指定します。
注意:
parse_url() でこの URL が壊れることがあります。 :// で区切った URL のみをサポートしていることに注意しましょう。 : や :/ も技術的な面では妥当な URL ですが、サポートしていません。
mode
ファイルをオープンする際のモード。詳細は fopen() を参照ください。
注意:
指定した
path
に対してmode
が有効かどうかの確認を忘れないようにしましょう。
options
ストリーム API が設定する追加のフラグ。次の値を OR で連結して指定します。
フラグ | 説明 |
---|---|
STREAM_USE_PATH |
path が相対パスの場合は、
include_path を用いてリソースを探します。
|
STREAM_REPORT_ERRORS |
このフラグが設定されている場合、 ストリームのオープン時のエラーを trigger_error() で報告しなければなりません。フラグが設定されていない場合は、 エラーを一切報告してはいけません。 |
opened_path
path
のオープンに成功し、
STREAM_USE_PATH
が options
に設定されていた場合、
opened_path
には実際にオープンしたファイル/リソース
のフルパスを設定しなければなりません。
このメソッドのコールに
(未実装などの理由で) 失敗した場合、
E_WARNING
を発行します。
注意:
有効なコンテキストがコール元関数に渡された場合に streamWrapper::$context プロパティが更新されます。